加圧トレーニング

腕と脚の付け根に専用のベルトで圧力をかけて、血流を制限して行うことで低負荷・短時間で効果を出すことが可能な筋力トレーニングです。
血流を制限することで、筋肉を素早く低酸素化させる事が出来ます。
筋肉内が低酸素化すると、日常では使われにくい、多くの筋繊維(基礎代謝量に影響しやすい速筋繊維)を刺激する事が出来ます。

※加圧トレーニング本部が発表している加圧トレーニングの五大効果
加圧トレーニングの五大効果

【加圧トレーニングのメリットとして大きく4つがあります】

 

 1.短時間で効果がでる!

最短30分で効果を得る事が可能!

加圧トレーニングは上肢制限のトレーニングが10分、下肢制限のトレーニングが15分。
合計約25分でもトレーニング効果を獲得できます。
その最大の理由は、 血液の制限から起こる筋肉内の低酸素化による『速筋繊維群の強化』です。
速筋繊維と遅筋繊維の拡大したイラスト

もう一つは、加圧ベルトで静脈側を強く制限することで、血中の乳酸濃度が上昇し、その結果として成長ホルモンが最大で290倍分泌します。
他にもアナボリックホルモン、アドレナリンの分泌が盛んになります。

※成長ホルモン・・・筋肉と骨の成長を促す、脂肪を遊離脂肪酸に分解して血中に放出する。
※アナボリックホルモン・・・筋肉を作る為の指令をする。

加圧時と非加圧時における成長ホルモン濃度と経過時間の相関図
これらの因子により、短時間で効果を得る事が可能となります。

2.低負荷なのでラクに行える!

通常、筋肥大(筋力アップ)を起こすには、高重量のものを、適切な回数持ち上げる事が必須条件と言われています。

具体的にいうと以下が目安です。
しかしながら、加圧トレーニングはこのトレーニングの常識を覆しました。

加圧トレーニングは上記にもあるように、通常とは違うトレーニングメカニズムで行われるので、低負荷で低レップ(少ない回数)でも筋肥大(筋力アップ)を可能にしたのです。

個人的には、この簡単に筋肥大を行えるシステムこそ、加圧トレーニングの真髄だと思っておりまして、『楽』してというのは、運動に対してのメンタル面のハードルを物凄く下げてくれると思っています。
しかも短時間でもOKという事で、時間が確保しやすくなり運動の継続性にも繋がります。
結果的に継続性が目標達成率の向上にも繋がります。(勿論正しいトレーニングを行うことが大前提です)
『なかなかトレーニングが続かない。。。』とお悩みの方は是非、加圧トレーニングをオススメ致します!

3.体力がなくてもトレーニングが可能!

対象者が広い!

上記にあるように、高重量、高レップの運動を必要としない為、通常のウエイトトレーニングなどを実施する際に、フォームの安定が難しい方、筋力がない方、何かしらの疾病や制限がある方、運動経験が少なくトレーニングフォームが取れにくい方)でも安易にトレーニングが可能になりました。

加圧トレーニングの持っている、『低負荷』『短時間』という特性が、高齢者、機能的な制限を持っている方、トレーニング初心者までをカバーし、幅広い層の方に、適切な筋力アップトレーニングが可能になったのです。

 

4.血流が良くなる!

肩コリや浮腫にも効果的!

心臓からの血液の流れの簡易図
上の図のように血管には、心臓から血を送り届ける動脈と、心臓へ血を送り返す静脈があります。

加圧トレーニングは静脈側をやや強く制限することで腕または脚に一時的に血液が滞留します。

流れを塞き止められた川の様に、血液は次に流れる場所を探します。

それが毛細血管の拡張に繋がります。

通常時の血流末梢抵抗を1.0とした場合、加圧トレーニングでは血流末梢抵抗値を最大1.7を目標とします。

血流末梢抵抗値が2.0を超えてくると適正な効果が得られないとされていますので、空気圧をかける際には、注意が必要です。

※血流末梢抵抗値(血液の流れにくさを測る指標)

加圧トレーニングの簡易的メカニズムの図

血管の内皮は年齢と共に柔軟性を失ってきます。

加圧トレーニングを継続的に行うと血管内皮の柔軟性を向上させる一酸化窒素(NO)が血管内皮細胞に分泌されるというデータがあります。

毛細血管を拡張し、血管内皮の柔軟性を向上することで

血液の運搬能力が向上し、血液が運んでいる『熱』『酸素』『栄養』その他免疫系の物質が、スムーズに全身(末端まで)に行き渡ることで、冷えや浮腫、コリなどにも加圧トレーニングが効果的なのです。

 

 

加圧トレーニングのデメリット

 

1.負荷の選択が難しい

トレーニングの特性として、開発者の佐藤氏が開発当初はボディビルの為に作ったものである事からも、当初の目的は筋力アップと筋肥大(バルクアップ)でした。
(※最新の研究では付属的な効果も次々解明されてきていますが)
筆者が約10年間加圧トレーニングを指導してきた経験上、負荷の選択、トレーニングメニューの選択を間違えると上腕部(上腕二頭筋、上腕三頭筋)など、比較的、基礎代謝量と関係の薄い筋群の筋肥大が起こりやすい。

女性のボディメイクの場合、注意しなければいけないのは、この部分であり、加圧トレーニング指導の経験の浅いトレーナーは強度の選択に注意するべきであると感じています。

加圧トレーニングの特異性、筋力アップ、筋肥大のメカニズムを正しく理解しているトレーナーは、適切な筋力アップを行いながら、引き締め効果を狙うトレーニング処方も可能であります。

kionveでは女性らしいボディラインを崩さずに、最大限に、加圧トレーニングの恩恵を受けれるようなトレーニングプログラムを実施しています。

2.血流の制限には細心の注意が必要である

血液を制限して、高強度のトレーニングに近づけていきますので、血流量が少なく、ミルキングアクション(筋肉による血管のポンプ作用)が弱い方は、貧血症状などがでる場合がありますので、注意が必要である。

(低強度の加圧トレーニングから少しずつ実施する事で、貧血症状を出にくくすることが出来ます)

3.トレーナーにより効果に差が生まれる

上記にも書いたように、トレーニング自体が特殊なメカニズムによって成り立っていますので、十分に経験を積んだトレーナーに指導を受けるのが望ましいです。加圧トレーニングは通常の運動生理学とは違う要素も多い為、正しい負荷とセット数などを考慮する必要があると思います。
また基本的にはパーソナルトレーニングでの指導が一般的ですので、トレーナーの指導能力やスキルによって、大きく結果が変わってくる可能性もあります。
納得できるトレーナーやスタジオを選ぶ必要があります。

結論

全てを踏まえた筆者の結論としては、トレーニング方法次第で消失するこれらのデメリットよりも、加圧トレーニングによる全体的な筋力アップや血流促進効果による恩恵の方が大きい。というのが個人的な見解です。

 

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