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【前庭覚を鍛えよう】身体の平衡感覚と姿勢をコントロール

このブログでは、姿勢と身体機能の向上するために活用できる知識や方法についてまとめています。

前庭覚

『前庭覚』とは、一般的には平衡感覚やバランス感覚と呼ばれる感覚で、

自分自身の体の傾きや加速度・揺れ・回転・重力などを感じる感覚です。

受容器(センサー)は耳の中の三半規管と耳石器にあります。

・三半規管では回転する時のの方向や加速度を感じる

・耳石器では前後・上下・直線方向の加速度を感じる

前庭覚が様々な神経系と連絡することで、私たちの身体がどのように動いているかを感知し、バランスを維持し、安定した姿勢を保つ役割をしてくれています。(特に視覚と深く関わっています)

耳の中の構造

前庭覚トレーニングの具体的なアプローチ

姿勢や身体機能を向上させるための具体的なアプローチです。

1. 前庭規管の刺激

前庭規管を刺激するために、頭をゆっくりと各方向に傾けるエクササイズを取り入れます。これにより、前庭規管内の液体が移動し、平衡感覚を高めます。

2. 目のトレーニング

視覚と前庭感覚の統合を強化するため、視点を固定したまま頭を動かすエクササイズを実施します。これは視野の安定性を向上させ、めまいの症状なども軽減します。

3. バランスエクササイズ

クライアントに対して、一本足で立つ練習や不安定な表面でのバランス訓練を導入します。これにより、姿勢制御とバランスが向上します。

4. 空間認識の向上

クライアントに空間認識を高めるための課題を提供し、物体の位置や距離を正確に把握できるようにサポートします。

5. 姿勢改善(コレクティブ)エクササイズ

正しい姿勢の維持に役立つコレクティブなエクササイズを導入し、日常生活での正しい姿勢維持を促します。

6. 個別化と進捗モニタリング

クライアントのニーズに合わせて個別にプランを調整し、進捗をモニタリングします。効果的な前庭規管トレーニングを提供するために、クライアントとのコミュニケーションを重視します。

まとめ

前庭規管のトレーニングは、クライアントの平衡感覚、姿勢、身体機能を高め、生活の質を向上させる重要な手段です!ぜひやってみて下さい!

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